幼なじみ達の恋心
幼なじみと再会
私達家族は昨日、無事に引っ越しを終え
今日から私は新しい学校に転入する。




「お母さ~ん!学校行って来ま~す!」







「ま、まゆ!!お弁当忘れてるわよ!」






「あっ!本当だぁ!!ありがとう!」






「本当あんたって子はおっちょこちょいなんだから。」






「えへっ」






「えへっじゃっありません!しっかりしなさい!」







「わかったわかった!お母さん、そろそろ私行かないと遅刻しちゃう。」








「はいはい。まゆ!行ってらっしゃい。」








「行ってきます♪」






いよいよ!新しい学校かぁ。








新しく友達できるかなぁ。







私は、不安とドキドキした気持ちで新しい学校へと歩き始めた。











「斗真~!いよいよ今日だな!」





「何がだよ?今日なんかあったっけ?」





異常に竜のテンションが高い。



何なんだ?



今日何かあるのか?





「斗真、忘れたのかよ!今日ここのクラスに転校生来るんだぜ!」



 

「あ~。そう言えばそんな話しあったなぁ。」






「斗真ってあまり転校生に興味ないのな。」






「ない。」


 


「へぇ~。俺はあるよ!何しろ転校生って女の子だし!」







「ふ~ん。それでも別に俺は興味ない。」







「何?転校生って女子なの?」






「おっ♪陽太は気になる?」





「うん。もし、転校生が幼なじみのまゆちゃんだったら良いなぁって!」





はぁ~!?


 

まゆ?




あいつ、陽太は何を考えてあんな可能性0%の事言ってんだ!!





「確か、斗真と陽太と陸兄の幼なじみって言ってた子?」






「そう!良く僕が話した事、竜覚えてるな。」




「だって、陽太ずっとまゆちゃんの話ししてたし。」


 

「だって、まゆちゃん本当に良い子なんだよ!優しくていつも僕達と一緒に遊んでくれたり、僕がイジメられた時だって守ってくれたし!」



「それ、普通逆しゃねぇ?陽太。」



「いいの!!僕とまゆちゃんはそう言うのが一番なんだ!!」
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