幼なじみ達の恋心
「おい!まゆ!」
「メールじゃねえ?スマホ鳴ってる。」
私は斗真に言われスマホを確認した。
「あっ。」
「達也君からだ。」
斗真は達也って言葉に反応した。
「なんて書いてあんの?」
斗真は少し冷たい声で言った。
「あっ、うん。」
「今週の土曜日の夕方に会いたいって。」
達也君....。
急にどうしたんだろう。
あっ、またメールが来た。
私は達也君のメールを読んだ。
「土曜日にお父さんの会社に用事があってこっちに来るんだって。」
「まゆは達也って奴に会うのか?」
「うん。」
「私もその日昼から用事あるから」
「それが終わり次第会うつもり。」
「ふーん。」
斗真はそれだけ言いあとは黙ってしまった。
それから私達は最寄りの駅を降り、
家に向かった。