幼なじみ達の恋心

「おい!まゆ!」
「メールじゃねえ?スマホ鳴ってる。」








私は斗真に言われスマホを確認した。










「あっ。」
「達也君からだ。」








斗真は達也って言葉に反応した。









「なんて書いてあんの?」





斗真は少し冷たい声で言った。







「あっ、うん。」
「今週の土曜日の夕方に会いたいって。」



達也君....。
急にどうしたんだろう。

あっ、またメールが来た。









私は達也君のメールを読んだ。



「土曜日にお父さんの会社に用事があってこっちに来るんだって。」









「まゆは達也って奴に会うのか?」









「うん。」

「私もその日昼から用事あるから」
「それが終わり次第会うつもり。」








「ふーん。」





斗真はそれだけ言いあとは黙ってしまった。











それから私達は最寄りの駅を降り、
家に向かった。
< 41 / 317 >

この作品をシェア

pagetop