幼なじみ達の恋心
「斗真。私その恋応援するね。」


私ちゃんと笑顔で言えたかな。








「あぁ。」



やっぱりまゆはこれだけじゃ気づかないか。





さっき言った言葉まゆの事だって言いたいけど今は言う時じゃねえかぁ。













そこで会話は止まってしまった。






その後も私達は特に会話もなく歩き
私達のマンションに着いた。






「じゃあな。」

「明日は寝坊するなよ!」







そう、斗真とはいつも一緒に登校している。




私、朝起きるの苦手だから
いつも斗真を待たせてしまっている。




明日こそは早く起きて、斗真を起こしに行くつもりでいなきゃ!






「明日こそはちゃんと起きれるもん!」





「じゃ、明日ちゃんと起きれるか楽しみだ!」




そう言って斗真は家に入って行った。





私達は同じ5階の真向かい同士。

引っ越しの時全然気が付かなかったなぁ。





それにしても私、今日は変。
斗真の事でドキドキしたりモヤモヤしたり
私どうしちゃったのかな?




何か病気なのかな!?


今度病気に行かなきゃ。





そう、まゆは思いながら今日の眠りに着いた。
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