幼なじみ達の恋心
「ガシッ!!」

ドキッ!えっ?


斗真が私の手首を握ってきた。




「やめろよまゆ。せっかく朝、時間掛けてスタイリングしたのによ。」







斗真は何故か嬉しそうに笑いながら
私の髪をクシャクシャにした。






「お返し。」



ドキッ!




えっ何?




またこのドキッて。





久しぶりに斗真とじゃれたから緊張してるのかな。




「おい!まゆ!髪クシャクシャにされたぐらいで固まるな!」



「あっ....うん。」




「ほら、一緒に帰るぞ。」




「えっ?私も一緒に帰っていいの?」



「当たり前だろ。」



「そうだよ♪まゆちゃん!一緒に帰ろ★」



斗真、陽ちゃん。




私すごく嬉しいよ。


「ありがとう♪嬉しい!」




「そうそう。あと、いつもあいつらとも帰ってるからあいつらも居るけど。」

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