幼なじみ達の恋心
「実は前から達也に見合い相手の」



「写真を見せてもなかなか気に入って」


「くれなくてなぁ…。」


「お父さんは悩んじゃって悩んじゃって。」



「そんな時、神里の会社と取引きする事」
「が決まり偶然神里が取引きの担当に」
「決まって、俺達は再会したんだ。」




「その時に神里がずっと持ち歩いてる」




「家族写真を見せてもらって」
「家族の中で1番満面な笑顔で写ってる」

「まゆちゃんにピンときたのだよ。」










私、そんなピンと来るような良い女の子じゃないよ。















達也君には私なんかよりもっとふさわしい人がいるよ。











ってまゆは言いたいのに言える空気でわなく、ずっと黙って俯いていた。







でも、達也の父は喋り続けた。







「っで神里に事情を話しまゆちゃんに」
「今日食事会として逢わせてもらった。」










じゃ、私のお父さんはこの事…





知ってたんだぁ…。










何だかもう、訳がわからないやぁ…。











「だから達也とまゆちゃんには」

「何も言わず、ただの食事会として来てもらったのだよ。」

















私は何て応えて良いのかわからないよぉ…。
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