LOVEPAIN⑤


「凄い。
凄く肌に馴染んでますね?」



ボコボコしていたりしないんだ




「ああ…」


段々と、そんな私をうざそうに見ている




「篤さん、夕べ私に何もしなかったのはあれですよね?」




“――てめぇなんかよ!!

頼まれたって、手ぇ出すかよ!!――”



昨日、そう言われたばかりだった事を思い出した




本当に、頼んでも手を出されなかった



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