LOVEPAIN⑤
「俺、汗かいたからシャワー浴びて来る」





「待って」





ベッドから身を起こし、



私から離れようとするナツキに抱き付いてしまう






「なに?」




ナツキがこちらを見た時に目が合い、



顔が赤くなってしまう







「――ナツキさんと、離れたくない…」






今、ナツキが自分から離れて行く事が嫌で、寂しくて




必死に、しがみついてしまった






一人になりたくない







「分かった。



シャワーもう少し後にする」




再び、私を腕枕してギュッと抱き締めてくれる

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