LOVEPAIN⑤
「とにかく、今度島に帰る時は、

広子と一緒に帰るから」





その台詞に、胸がドキドキとしてしまう





本当に、私はこのままナツキと結婚したりするんじゃないかって







「――うん。

じゃあ、また」




電話を切ると、



ナツキはスマートフォンを枕元に置きため息を付いていた





そして、掛け布団の下に潜ると、



私の上に体を乗せて来た

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