LOVEPAIN⑤
疲れ、再び眠っていたのか、



目を開くとナツキが隣に居なかった






「ナツキさん……」




その声が、寝室に小さく響く






私はベッドの足元の方に押しやられていたバスタオルを掴み、



それで体を隠すとベッドから出た





脱いだ服は、脱衣所に置いて来たままな事を思い出した






寝室のドアを開けると、



聞こえて来る音に体が凍りつく

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