ウォーター・レイクシティ
『今だ!!』
『ちょっと待ってくれ!俺たちは敵じゃない!』

よくみると、同い年くらいの男女三人組だった。
まるで私達みたいな。

『俺たち協力しないか?このままじゃ殺られる。』

三人組のうち一人が言った。

何?どういうこと?

『殺られるってなんだよ?どういうことなんだよ!?』

クリスが捲し立てた。

また三人組のうち一人がいった。

『ここには人喰い人間がいるんだ!行方不明者はおそらく皆喰われたか、死んでる。でも、ここにいたら、俺たちも殺られるのは時間の問題だ。頼む!!』
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