事情がありまして…
空き教室から出てきたのは顔がすごく美

人でダテ眼鏡みたいな眼鏡をかけている

すごくかわいらしい女の子。

「ごめんね。さっきの話聞いちゃったん

だけど何かあったのあの人と。あと私小

枝ことり1年C組だよ。あなたは?」

あの人と言うのはさっきこの子にきつい

言葉言ってた子のこと

「あたしは武田春。男子と喋るのが得意

で女子の好きな子を聞いて両思いになり

たいっていったらその子の好きな子に言

ってあげるの。そしたらたいてい俺も気

になってたんだ!みたいなこといってく

れるの。それでみんな両思いになってい

くんだ。だから恋の魔法使いって呼ばれ

てるの。」

「そうなんだ。相談あったらいつでも聞

くからね?ちなみに今週中って言うのは

何をやるのが?」

「あの子 梨花子ちゃんって言うんだけど

夏樹くんって子が好きで前告白したんだ

って。そしたら振られちゃったんだけど

諦められなかったんだって。だからあた

しに両思いにさせてって言ってきたの。

あたし夏樹くんに言ったんだけど『俺梨

花子嫌い』って言われて。」

「そうなんだ…大変だね。」

「うん」

「あのさ、このタイミングで言うのはな

んなんだけど、友達になってくれない?



「えっ⁉︎あ、いいよ!」
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