ローリミー







念のため、両頬を思い切りつねってみる。



「………‥(痛い)」





こんな短時間でも彼とその周りの人を

ずっと見てれば伝わって来た。

彼はたぶん、人気者に属する人で

周りの人もそれを認めている。そんな感じ。



きっと良い人なんだろうな、

という予想だってきっと当たってる。



「……………」



彼と私は、天と地の差がある気がする。

告白の返事、どっちにせよ、

良い方向には転がらない気…いや確実に。







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