ローリミー
バンッという爆発音が耳にこだまする。
やって来たのは立ち入り禁止のはずの屋上。
それに、そこにはもう何人かの人がいて、
「ハヤシマさんご到ちゃーくっ」
「…………え?」
「……………あ」
そこには、あの園田くんもいたりした。
「は、え…葉山さん?え、なんで」
私の姿を確認すると持っていたパンを置き、
私の隣にいる彼女を
パチパチと何度も瞬きをしてみていた。
そういえば、お昼一緒に食べようって
連れて来られたけど、
元々あまり接点が無い私には
この中じゃ園田くん以外とは関わりないかも…。