愛の唄を届けよう
最悪です。
俺のハートを返してください。
「私ね、カッコいいってどんな人か興味あったの。でも、ごめんなさい。そんなにかっこよくないわ。」
なんと・・・
毒舌なんだ。
そんなとこも惚れる。
「初めて言われた。すんげぇ気に入った!!!」
またまた独り言
「は?」
「毒舌だね。」
素直になれない自分。
好きって言ったら絶対笑われるだろう。
「あ・・・ごめんなさい。でも本当なの」
「気にしてないから。」
「気にしろよ。」
「へ?」
なんですと?
気にしろよ?
それは・・・?
「タイプじゃないけど仲良くしてやってもいいわよ?」
ツンデレ系ですか?
「別に?俺はどっちでも・・・」
素直になれ。自分・・・
「へぇ?じゃぁ、こき使ってあげようか?」
おねがいします・・・
「何いってんの?こき使うのは俺ですから。」
嘘です・・・ごめんなさい。
「っ。むかつくっ!!!」

---ピシャ





・・・・・・
人生で初めて嫌われました。


さようなら。俺の初恋
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