番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
ゆっくりと唇を離した蒼介さんの声が
耳元に響く。
「モモ、飯食った?」
「あ、まだ、だった」
夜ご飯のこと、
すっかり忘れていた。
なんにも考えないで
家飛び出して来ちゃって、
なんか
は、恥ずかしい。
そう思い下を向くと
蒼介さんが笑顔を向ける。
「……モモ、うち来る?」
「え?!あ、ち、ちがうの!
ちょっと蒼介さんに
会いたくなっただけだから。
あの、会えたから、もう帰るっ」
そう伝えると、
両手で抱え込まれて
ギュッっと強く抱き締められた。
「ダメ。帰さない。」
「そ、蒼介さん?!」
「俺のパスタ美味いよ?」
「蒼介さん、お料理するの?!」
驚いて蒼介さんを見上げる。
「親父と2人暮らしだからな。
パスタくらいなら簡単だし。」
なんだか意外…
でも、お料理している蒼介さんかあ。
キッチンに立つ蒼介さんを想像すると、
それだけで、ドキドキしちゃうよ。
「じゃ、決まりな。
はい、家に電話して」
「え?!」
「今日を逃すと一生食えないかもよ?」
イタズラな笑顔を私に向けて、
蒼介さんは
自分の携帯を私に渡した。
耳元に響く。
「モモ、飯食った?」
「あ、まだ、だった」
夜ご飯のこと、
すっかり忘れていた。
なんにも考えないで
家飛び出して来ちゃって、
なんか
は、恥ずかしい。
そう思い下を向くと
蒼介さんが笑顔を向ける。
「……モモ、うち来る?」
「え?!あ、ち、ちがうの!
ちょっと蒼介さんに
会いたくなっただけだから。
あの、会えたから、もう帰るっ」
そう伝えると、
両手で抱え込まれて
ギュッっと強く抱き締められた。
「ダメ。帰さない。」
「そ、蒼介さん?!」
「俺のパスタ美味いよ?」
「蒼介さん、お料理するの?!」
驚いて蒼介さんを見上げる。
「親父と2人暮らしだからな。
パスタくらいなら簡単だし。」
なんだか意外…
でも、お料理している蒼介さんかあ。
キッチンに立つ蒼介さんを想像すると、
それだけで、ドキドキしちゃうよ。
「じゃ、決まりな。
はい、家に電話して」
「え?!」
「今日を逃すと一生食えないかもよ?」
イタズラな笑顔を私に向けて、
蒼介さんは
自分の携帯を私に渡した。