番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
「家に電話…だろ?」
…どうしよう。
「あ、あの、急にお家に行くのも
迷惑だろうし、
ファミレスとかで…!」
「俺、自分で作ったパスタ
食いたいんだけど」
うっ…
蒼介さんがなぜだか
不敵な笑みを浮かべている。
「つうか、まず電話。
はい、確認。」
ううっ。
ママになんて言えばいいんだろう?
悩んでいるうちに
電話が繋がってしまった。
わわわっ!
ど、どうしようっ!
と慌てていると、
蒼介さんがひょいっと、
私の手から携帯電話を取り上げた。
キョトンと、蒼介さんを見上げると。
「もしもし、涼野です。
この前は突然驚かせてしまい、
申し訳ありませんでした。
はい、今、モモさんと一緒です。
はい、ありがとうございます。
遅くならないうちに
モモさんのこと自宅まで送るので、
今夜はモモさんと
夕飯ご一緒してもいいでしょうか?」
突然大人びた話し方で、
蒼介さんが話し始めた‼︎
すると、
電話の向こうのママが
クスっと笑う。
「そう、蒼介くんと一緒なのね。
それなら安心ね。
今日はパパは宿直だから
心配しなくて大丈夫よって、
モモに伝えてね?」
明るいママの声が
隣にいる私の耳まで届いてくる。
「蒼介くんも、今度遊びにいらっしゃいね!
モモのこと、よろしくね!」
「はいっ、ありがとうございます」
ふたりのやりとりを、
ドキドキしながら聞いていた。
「ということで、
責任もって
お前のことをお預かりしました。」
電話を切った蒼介さんが、
嬉しそうに
私を見つめる。
…どうしよう。
「あ、あの、急にお家に行くのも
迷惑だろうし、
ファミレスとかで…!」
「俺、自分で作ったパスタ
食いたいんだけど」
うっ…
蒼介さんがなぜだか
不敵な笑みを浮かべている。
「つうか、まず電話。
はい、確認。」
ううっ。
ママになんて言えばいいんだろう?
悩んでいるうちに
電話が繋がってしまった。
わわわっ!
ど、どうしようっ!
と慌てていると、
蒼介さんがひょいっと、
私の手から携帯電話を取り上げた。
キョトンと、蒼介さんを見上げると。
「もしもし、涼野です。
この前は突然驚かせてしまい、
申し訳ありませんでした。
はい、今、モモさんと一緒です。
はい、ありがとうございます。
遅くならないうちに
モモさんのこと自宅まで送るので、
今夜はモモさんと
夕飯ご一緒してもいいでしょうか?」
突然大人びた話し方で、
蒼介さんが話し始めた‼︎
すると、
電話の向こうのママが
クスっと笑う。
「そう、蒼介くんと一緒なのね。
それなら安心ね。
今日はパパは宿直だから
心配しなくて大丈夫よって、
モモに伝えてね?」
明るいママの声が
隣にいる私の耳まで届いてくる。
「蒼介くんも、今度遊びにいらっしゃいね!
モモのこと、よろしくね!」
「はいっ、ありがとうございます」
ふたりのやりとりを、
ドキドキしながら聞いていた。
「ということで、
責任もって
お前のことをお預かりしました。」
電話を切った蒼介さんが、
嬉しそうに
私を見つめる。