番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
私の腰に置かれた手のひらにも
頭の後ろに添えられた手のひらにも
どんどん力が込められて


蒼介さんの唇は
どんどん熱を増して
息が出来なくて苦しくて…


蒼介さんの胸を
ドンドンと叩くけれど
蒼介さんは
一向に止める気配がなくて…


ううっ…苦しいよっ…


両手で蒼介さんの胸を押して
体を離そうとすると
チラリとタイマーを見た蒼介さんは



「…あと4分。
頑張れモモ」



と意味不明なことを言って
また唇を重ねてきた。



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