番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
「佐伯さんさ、
本当に彼氏のこと大好きだよね?」
と、隣に葉山くんが座った。
「葉山くん……」
「あの人、意外と誠実だったんだ?
真面目な佐伯さんを手元に置いて、
外で遊んでるタイプだと思ったら
そうでもないんだね。」
「………。」
「違うの?」
「私にはわからない。
目の前にいる蒼介さんのことしか
わからない。
でも、信じてるから。
誰がなにを言っても
蒼介さんのこと信じてるから。」
「そんな怖い顔しないでよ。
別に一般論言っただけだし。」
「……………。」
「あのさ、なんかあった?」
「ううん。」
「佐伯さん、大丈夫?」
「どうして?」
「なんか、悩んでんでしょ?」
「そんなこと、ないよ」
これ以上葉山くんと
話をしていたくなかった。
「そう?ま、いいや。
なんか、あったら聞くからさ。
そのかわり、協力してね。
俺が好きなコとうまくいくように。」
葉山くんから離れた席に移ろうと思って
荷物をまとめたところで、
先生が教室に入ってきて
授業が始まってしまった。
本当に彼氏のこと大好きだよね?」
と、隣に葉山くんが座った。
「葉山くん……」
「あの人、意外と誠実だったんだ?
真面目な佐伯さんを手元に置いて、
外で遊んでるタイプだと思ったら
そうでもないんだね。」
「………。」
「違うの?」
「私にはわからない。
目の前にいる蒼介さんのことしか
わからない。
でも、信じてるから。
誰がなにを言っても
蒼介さんのこと信じてるから。」
「そんな怖い顔しないでよ。
別に一般論言っただけだし。」
「……………。」
「あのさ、なんかあった?」
「ううん。」
「佐伯さん、大丈夫?」
「どうして?」
「なんか、悩んでんでしょ?」
「そんなこと、ないよ」
これ以上葉山くんと
話をしていたくなかった。
「そう?ま、いいや。
なんか、あったら聞くからさ。
そのかわり、協力してね。
俺が好きなコとうまくいくように。」
葉山くんから離れた席に移ろうと思って
荷物をまとめたところで、
先生が教室に入ってきて
授業が始まってしまった。