番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
蒼介さんの甘い声が
静けさを取り戻した夏の夜に響く。
「モモ、一生、俺のそばにいろよ。」
そう言った
蒼介さんの指先に誘導されて、
引き寄せられた唇が重なり
熱い息が絡みあった。
唇から感じる蒼介さんの優しい体温が
ただただ嬉しくて
溶けてしまいそうになる。
目の前にくる蒼介さんの優しい瞳を
見つめながら、
少し体を離して
両手で蒼介さんの頬をそっと挟んだ。
「ずっとずっと
蒼介さんと一緒にいることを
ここに誓います」
ふざけながら小さく微笑み
蒼介さんの唇に震える唇を重ねた。
途端にすごい強い力で
蒼介さんの胸のなかに抱き寄せられた。
「お前はホントに……」
そうため息をついた蒼介さんが
優しく耳もとで呟いた。
「モモ、
ずっと…ずっと…
お前だけを愛してる」
「……ん」
ギュっと蒼介さんに抱きつくと
蒼介さんの声が響く。
「モモ?」
「うん?」
「今からうち、……来る?」
蒼介さんの指先が
優しく私の首筋を撫でる。
「え?」
「親、仕事でいないから
うちで飯、食おう……」
「……あの」
と、蒼介さんの唇が
私の瞼に頬に唇に触れた。
「モモ、2人きりになりたい。
つまり、
…そういうことなんだけど」
蒼介さんの唇から感じられる熱に
なにも、考えられなくなる。
「…………うん」
そのとき今宵最後の花火が
天空高くに光の粒を咲かせて、
眩いほどに夜空に煌めいた。
END
静けさを取り戻した夏の夜に響く。
「モモ、一生、俺のそばにいろよ。」
そう言った
蒼介さんの指先に誘導されて、
引き寄せられた唇が重なり
熱い息が絡みあった。
唇から感じる蒼介さんの優しい体温が
ただただ嬉しくて
溶けてしまいそうになる。
目の前にくる蒼介さんの優しい瞳を
見つめながら、
少し体を離して
両手で蒼介さんの頬をそっと挟んだ。
「ずっとずっと
蒼介さんと一緒にいることを
ここに誓います」
ふざけながら小さく微笑み
蒼介さんの唇に震える唇を重ねた。
途端にすごい強い力で
蒼介さんの胸のなかに抱き寄せられた。
「お前はホントに……」
そうため息をついた蒼介さんが
優しく耳もとで呟いた。
「モモ、
ずっと…ずっと…
お前だけを愛してる」
「……ん」
ギュっと蒼介さんに抱きつくと
蒼介さんの声が響く。
「モモ?」
「うん?」
「今からうち、……来る?」
蒼介さんの指先が
優しく私の首筋を撫でる。
「え?」
「親、仕事でいないから
うちで飯、食おう……」
「……あの」
と、蒼介さんの唇が
私の瞼に頬に唇に触れた。
「モモ、2人きりになりたい。
つまり、
…そういうことなんだけど」
蒼介さんの唇から感じられる熱に
なにも、考えられなくなる。
「…………うん」
そのとき今宵最後の花火が
天空高くに光の粒を咲かせて、
眩いほどに夜空に煌めいた。
END