番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
「だってね、
ママ、パパとつきあい始めた頃
電車にもバスにも、
ひとりで乗るの
禁止されてたの。」
ママが懐かしそうに
目を細める。
「どうして?」
「ほら、電車とかバスって
いろいろな人が乗ってるでしょう?
知らない男の子に
声かけられたら危ないからって。
だからすごく不便だったわよー。
だって公共交通機関
全く使わせてくれないんだもん。
びっくりでしょ?」
「………ええっ?!」
「だから、
蒼介くんが毎朝うちまで
モモを迎えに来てるのを見て
なんだか
懐かしくなったのよ。
パパ、どこに行っても
迎えに来てくれたから。」
「……どこに行っても?」
「そうよ、どこに行っても。
もちろん毎朝、
家まで来てくれてたし。
まぁ、別に
頼んでもなかったんだけど。
ちょっと間違えたら
今の時代ストーカーよねぇ。」
クスクスと、
懐かしそうに笑っているママが
ちょっと怖い。
ママ、パパとつきあい始めた頃
電車にもバスにも、
ひとりで乗るの
禁止されてたの。」
ママが懐かしそうに
目を細める。
「どうして?」
「ほら、電車とかバスって
いろいろな人が乗ってるでしょう?
知らない男の子に
声かけられたら危ないからって。
だからすごく不便だったわよー。
だって公共交通機関
全く使わせてくれないんだもん。
びっくりでしょ?」
「………ええっ?!」
「だから、
蒼介くんが毎朝うちまで
モモを迎えに来てるのを見て
なんだか
懐かしくなったのよ。
パパ、どこに行っても
迎えに来てくれたから。」
「……どこに行っても?」
「そうよ、どこに行っても。
もちろん毎朝、
家まで来てくれてたし。
まぁ、別に
頼んでもなかったんだけど。
ちょっと間違えたら
今の時代ストーカーよねぇ。」
クスクスと、
懐かしそうに笑っているママが
ちょっと怖い。