番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
帰りの電車のなかで
蒼介さんの両腕に抱え込まれながら
小さく謝った。
「蒼介さん、
今日は心配かけてごめんね」
「ああ?ま、いいよ。
けど、あんま妬かせんな。
つうか、今日、すごい混んでんな。」
「ん。」
でも、そんなに
車内の混雑を感じないのは
扉を背にした私が苦しくならないように
扉に両手をついて
蒼介さんが
人混みから守ってくれているから。
蒼介さんの大きな胸にコツンと
おでこをくっつけると、
蒼介さんの大きな手が
頭を柔らかくなでる。
いつものことなのに、
でも、やっぱり、
まだ慣れなくて
緊張して、
ドキドキして……
蒼介さんの両腕に抱え込まれながら
小さく謝った。
「蒼介さん、
今日は心配かけてごめんね」
「ああ?ま、いいよ。
けど、あんま妬かせんな。
つうか、今日、すごい混んでんな。」
「ん。」
でも、そんなに
車内の混雑を感じないのは
扉を背にした私が苦しくならないように
扉に両手をついて
蒼介さんが
人混みから守ってくれているから。
蒼介さんの大きな胸にコツンと
おでこをくっつけると、
蒼介さんの大きな手が
頭を柔らかくなでる。
いつものことなのに、
でも、やっぱり、
まだ慣れなくて
緊張して、
ドキドキして……