番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
すると、
一樹が教室にいないのを確認して
洋二がコソッと耳打ちしてきた。
「蒼介はどうなんだよ?
妹のモモちゃん、
毎日、部屋に連れ込んでんのかよ?」
「余計なお世話だよ。
そもそも、
お前がモモの名前を呼ぶな!」
ニヤニヤ笑う洋二に
もう一発
蹴りを入れる。
「いてっ!別に名前くらいいいじゃん。
でも、ま、確かに、
あの子に手出したら
マジでお前、一樹に殺されるかもな……」
洋二は遠い目をして、
胸の前で十字を切っている。
今の状況だと、
一樹だけじゃなくて、
佐伯先生も間違えなく
加担してくるだろうしな…
メスを手にした佐伯先生を
想像して、
思わず身震いすると、
そんな俺に洋二が怪訝な顔をむける。
「蒼介、大丈夫か?」
「……あんまり大丈夫じゃねぇかもな」
なにより今、モモに手出したら、
きっと、理性なんて
木っ端みじんにぶっ飛ぶ。
怖くて手なんて出せねぇ…
「なに、そんなにマジなの?
あ、一樹戻ってきたぞ。」
欠伸をしながら戻ってきた一樹が
洋二に視線を向けた。
「洋二、となりのクラスで
聖マリの2年と合コンするからって
メンバー集めてるぞ。」
そう言いながら一樹が
隣の教室を、指差した。
「マジか?!それでは
洋二くん、出陣して参りますっ!!」
それを聞いて
洋二が喜び勇んで
教室を出て行くのを確認すると、
一樹が俺の前に立ちながら
深いため息をついた。
「蒼介、お前、マジで、
なに考えてんだよ」
「……………。」
………だよな。
一樹が教室にいないのを確認して
洋二がコソッと耳打ちしてきた。
「蒼介はどうなんだよ?
妹のモモちゃん、
毎日、部屋に連れ込んでんのかよ?」
「余計なお世話だよ。
そもそも、
お前がモモの名前を呼ぶな!」
ニヤニヤ笑う洋二に
もう一発
蹴りを入れる。
「いてっ!別に名前くらいいいじゃん。
でも、ま、確かに、
あの子に手出したら
マジでお前、一樹に殺されるかもな……」
洋二は遠い目をして、
胸の前で十字を切っている。
今の状況だと、
一樹だけじゃなくて、
佐伯先生も間違えなく
加担してくるだろうしな…
メスを手にした佐伯先生を
想像して、
思わず身震いすると、
そんな俺に洋二が怪訝な顔をむける。
「蒼介、大丈夫か?」
「……あんまり大丈夫じゃねぇかもな」
なにより今、モモに手出したら、
きっと、理性なんて
木っ端みじんにぶっ飛ぶ。
怖くて手なんて出せねぇ…
「なに、そんなにマジなの?
あ、一樹戻ってきたぞ。」
欠伸をしながら戻ってきた一樹が
洋二に視線を向けた。
「洋二、となりのクラスで
聖マリの2年と合コンするからって
メンバー集めてるぞ。」
そう言いながら一樹が
隣の教室を、指差した。
「マジか?!それでは
洋二くん、出陣して参りますっ!!」
それを聞いて
洋二が喜び勇んで
教室を出て行くのを確認すると、
一樹が俺の前に立ちながら
深いため息をついた。
「蒼介、お前、マジで、
なに考えてんだよ」
「……………。」
………だよな。