番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
「で、これが俺の…と。」
「?!」
蒼介さんが指輪?!
「ペアリングだからな。」
ペアリング?!
生まれて初めての指輪が、
ペアリング……!
「これつけてれば、
お前に彼氏がいることも
すぐわかんだろ。
予備校来るときは
忘れずにつけてこいよ。
お前にキスマークつけるのも
命がけだしな。」
そう言って、
私の首筋につけた赤い痣を確認するように
蒼介さんが、
指先で私の髪の毛をはらった。
と、思った瞬間、
蒼介さんの顔がスッと近づいて…
チクリと首筋に甘い痛みが走った。
「そ、そ、そ、蒼介さんっ!
こ、こんなところで、
なにするの⁈」
「だから、マーキングだって。
キスマーク、薄くなってきたら意味ないだろ。
一樹と佐伯先生には
見つからないようにしとけよ」
不敵に笑う蒼介さんを
チラリと見上げる。
「でもね、蒼介さん。
誕生日でもないのに
こんなに可愛い指輪もらえないよ…」
薬指にはめられた華奢な指輪を
じっと見つめる。
すごく可愛いし、
すごく嬉しい。
でも…
「いいんだよ。
とにかく男が近づいてきたら
黙ってその指輪見せろ。
それで大抵の奴は察するだろ。
で、家のなかで
もし不安になるようなことがあれば、
その指輪を見て俺のこと思い出せ。
つうか、不安になったら
夜中でも朝でも呼び出せよ。
すぐお前のとこ、とんでいくから。」
嬉しい…………
指輪ももちろんだけど、
蒼介さんのその気持ちが
すごく、すごく嬉しい…………
「?!」
蒼介さんが指輪?!
「ペアリングだからな。」
ペアリング?!
生まれて初めての指輪が、
ペアリング……!
「これつけてれば、
お前に彼氏がいることも
すぐわかんだろ。
予備校来るときは
忘れずにつけてこいよ。
お前にキスマークつけるのも
命がけだしな。」
そう言って、
私の首筋につけた赤い痣を確認するように
蒼介さんが、
指先で私の髪の毛をはらった。
と、思った瞬間、
蒼介さんの顔がスッと近づいて…
チクリと首筋に甘い痛みが走った。
「そ、そ、そ、蒼介さんっ!
こ、こんなところで、
なにするの⁈」
「だから、マーキングだって。
キスマーク、薄くなってきたら意味ないだろ。
一樹と佐伯先生には
見つからないようにしとけよ」
不敵に笑う蒼介さんを
チラリと見上げる。
「でもね、蒼介さん。
誕生日でもないのに
こんなに可愛い指輪もらえないよ…」
薬指にはめられた華奢な指輪を
じっと見つめる。
すごく可愛いし、
すごく嬉しい。
でも…
「いいんだよ。
とにかく男が近づいてきたら
黙ってその指輪見せろ。
それで大抵の奴は察するだろ。
で、家のなかで
もし不安になるようなことがあれば、
その指輪を見て俺のこと思い出せ。
つうか、不安になったら
夜中でも朝でも呼び出せよ。
すぐお前のとこ、とんでいくから。」
嬉しい…………
指輪ももちろんだけど、
蒼介さんのその気持ちが
すごく、すごく嬉しい…………