番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
あれこれ頭を悩ませて、
結局、体験で受講してみることにした。
一番後ろの席にひとりで座り、
膨大な量のプリントと格闘……
ムムムッ。
うーん…
頑張ってみたものの、
そんな簡単に解けるようには
ならない。
あ、甘かった……
数学苦手な私が取るような
講座じゃないかも…
たった50分の授業なのに、
もうぐったり……
授業が終わると、
葉山くんが近づいてきた。
「どうだった?
役に立ちそう?」
「すごい演習量で…」
「ま、こんなもんじゃない?
宿題も、そんなに多くないし」
そっか、宿題もあるんだ…
手元にある膨大な量のプリントを
ゾッとする思いで見つめる。
「そんなに深刻にならなくても
大丈夫だよ。
はい、頭使ったから糖分補給。
これ、上げる」
表情を変えずに、
葉山くんは
チョコレートを一粒くれた。
あ、これ、私の好きなチョコだ。
うーん、
やっぱり女の子っぽいなぁ。
「とりあえず、1クール受講してみれば?
合わなければ
やめればいいんだし。
彼氏待ってる間、
ヒマなんでしょ?」
たしかに、
これだけのプリントを消化したら
もう少し、数学できるようになるかな?
数学演習が終わった頃に
蒼介さんの授業も終わるし!
結局、体験で受講してみることにした。
一番後ろの席にひとりで座り、
膨大な量のプリントと格闘……
ムムムッ。
うーん…
頑張ってみたものの、
そんな簡単に解けるようには
ならない。
あ、甘かった……
数学苦手な私が取るような
講座じゃないかも…
たった50分の授業なのに、
もうぐったり……
授業が終わると、
葉山くんが近づいてきた。
「どうだった?
役に立ちそう?」
「すごい演習量で…」
「ま、こんなもんじゃない?
宿題も、そんなに多くないし」
そっか、宿題もあるんだ…
手元にある膨大な量のプリントを
ゾッとする思いで見つめる。
「そんなに深刻にならなくても
大丈夫だよ。
はい、頭使ったから糖分補給。
これ、上げる」
表情を変えずに、
葉山くんは
チョコレートを一粒くれた。
あ、これ、私の好きなチョコだ。
うーん、
やっぱり女の子っぽいなぁ。
「とりあえず、1クール受講してみれば?
合わなければ
やめればいいんだし。
彼氏待ってる間、
ヒマなんでしょ?」
たしかに、
これだけのプリントを消化したら
もう少し、数学できるようになるかな?
数学演習が終わった頃に
蒼介さんの授業も終わるし!