番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
混んだ電車に乗り込むと、

いつものように
両手で蒼介さんに抱き寄せられた。


蒼介さんの胸のなかで
蒼介さんの香りに包まれると、

かぁっと顔が熱くなる。


蒼介さんの香りは、

他の誰とも違う
特別な香りがして、

ドキドキが止まらなくなる。


蒼介さんは
両手で私を抱き締めながら、

「あー、落ち着く…」

と呟いているけれど……



私は、

全然、落ち着かないよ…


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