番外編☆獣系男子×子羊ちゃん
教室を出ると、
蒼介さんがこっちに向かって
歩いてくるところだった。
「モモ?どうした?」
「ううん…。」
はあ…なんでこんなことで
疲れてるんだろう…
「そうか?おいで、モモ。」
蒼介さんが優しく微笑む。
「え?」
「手つなご。」
「う、うん。」
蒼介さんの手は大きくて温かくて、
予備校の廊下を
一緒に手をつないで歩くだけで
心がゆっくりとほどけていく。
蒼介さんがこっちに向かって
歩いてくるところだった。
「モモ?どうした?」
「ううん…。」
はあ…なんでこんなことで
疲れてるんだろう…
「そうか?おいで、モモ。」
蒼介さんが優しく微笑む。
「え?」
「手つなご。」
「う、うん。」
蒼介さんの手は大きくて温かくて、
予備校の廊下を
一緒に手をつないで歩くだけで
心がゆっくりとほどけていく。