私の初恋は彼女持ちの状態から
●心優side
翔真は廊下で沙耶香と電話してるけど内容までは聞こえてこなかった。

5分後....

翔真はスマホをポケットに入れながら戻ってきた。
「翔真、どうだった?」
そう、うちが聞くと、、
「おぅ!」
嬉しそうに親指をたててgoodマークをした。
よかった。これで、翔真が苦しまなくてすむ。
うちはほっとした。

でも、、
翔真の気になる人って誰なんだろう??


うちはいてたってもいられず聞いてみた。
「翔真の気になる人ってどんな人??経情?」
すると、、
「おう。小さくて、可愛くて優しい人。」
小さくて可愛くて優しい.......
誰だろう??
あっ!!!!!
「分かった。海未ちゃんでしょ。」
うちは自信満々に言った。
「違うっつーの。」
うーん......
じゃあ誰???
「じゃあ真姫ちゃん?」
うちは迷いながら言った。
でも、違うらしい。
「ヒント頂戴。」
うちがお願いすると、
「華道部。」
経情で華道部???
ん??ちょっと待って華道部は、うちしかいない。言い間違えたのかな?
「もしかして、茶道部の間違いじゃ「ないからな」」
うちが言い終わる前にそう言われた。
「じゃあ.....」
「そう、心優だ。」
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。
ありえない翔真がうちを好きなんて....




< 14 / 17 >

この作品をシェア

pagetop