君がため惜しからざりし命さへ




…大好きな、貴方。


大好きな…貴方。




貴方の言葉が また ふと浮かんで…、

それは とても綺麗な…綺麗な弧を描いて、頭上を通り過ぎて。


それを ぼんやり見上げながら、

私は やっぱり最後まで貴方のことを考えているんだな、

…なんて、頭の隅で ちらっ と、考えました。






―私は きっと、


貴方のこと…


愛し過ぎてしまったのです










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