隣の津川さん
一歩
「本田先生、何かいいことあったんですか?」
職員玄関で一緒になった住田先生がこそこそっと聞いた。
「いやあ、別に。」
本田は上履きに履き替えながら適当に返事をする。
「え、だって本田先生痩せたんじゃないですか?きれいになったって言うか・・・。」
住田先生は続けて小さな声だが興味津々の顔で続ける。
ちょっと待って!
私、きれいになった・・・?
本田は住田先生の前に立ちはだかって言った。
「住田先生、おねがい!今のもう一度言って~。」
住田先生、やや引き気味だが、親切にもう一度言ってくれた。
「本田先生きれいになりましたよ。恋でもしてるんですか?」
恋か~。
そうか恋してるんだ~、私。
職員玄関で一緒になった住田先生がこそこそっと聞いた。
「いやあ、別に。」
本田は上履きに履き替えながら適当に返事をする。
「え、だって本田先生痩せたんじゃないですか?きれいになったって言うか・・・。」
住田先生は続けて小さな声だが興味津々の顔で続ける。
ちょっと待って!
私、きれいになった・・・?
本田は住田先生の前に立ちはだかって言った。
「住田先生、おねがい!今のもう一度言って~。」
住田先生、やや引き気味だが、親切にもう一度言ってくれた。
「本田先生きれいになりましたよ。恋でもしてるんですか?」
恋か~。
そうか恋してるんだ~、私。