4人のナイト様っ!?



着いたときには 誰もいなかった 校門前も
1人 また1人と人が増えていき...

あっ!! 男の子も来ました!!


どーしましょどーしましょ~

なんて 挙動不審にうろうろしていたのだけれど、ついには みんな学院内に入ったのか またもや誰もいない状態に...

「このままでは 遅刻してしまいます~...」


うぅ~... 行くしかないっk)「ねぇ、」



え、肩... 叩かれ...








誰 誰 !? 男の方?! 声...低い...



...


「きゃ~~ ごめんなさいごめんなさいぃ~~」

私は必死になって 防衛体制!!
しゃがんでまるくなり、体を守ります!あ、これってダンゴムシみたい...ムシって...ちょっとイヤだけどまぁいーや!

ブツブツ「私はダンゴムシ...私はダンゴムシ...」




「プッ アハハハハ!!」


え、


笑ってる? 私 笑われてますか??

「え、えっと...」

「アハハッ あー ゴメンゴメン 君面白いね! ダンゴムシってw どっからでてきたの?」クスクスッ

「え、えっと それは...」オロオロ

はずかしー!! こんなに笑われちゃって しかも 男の子に!!

「フフッ あ、それより 今日から新学年だよね? 学校ここなんでしょ? 結構時間 ギリギリだよ?って俺もだけど

「え! あぁー!!!」

時計を見てびっくり! 開始5分前です!!!

「ほら行こっ!」

「きゃ!」

彼は私の手首をつかみ そのまま走りだした



力強い 手... これが"男の子"...


さっきは慌てていたけれど...


とても素敵な笑顔でしたね...


私はぽ~っと 彼の横顔を見ながらそんなことを考えていました――――――


「ほらっ!! 頑張って 走って!遅刻しちゃうよ!」


「え!? はいぃ!!」


と、取り敢えず今は 走ります!!
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