僕が熟女を口説く時
「いえ、本当に大丈夫ですから!」


それ以上近付かれたら、ホンマにヤバいって!


「フフッ。」


えっ!? 千秋さん、また笑った?


「でもなんか、今日の千秋さん、いつもと違いますね?」


「えっ!? いつもと違う?」


「はい。」


「そうかなぁ?」


「はい。いつも凛としててカッコいい感じやのに、
今日はなんか砕けてるというか・・・」


「あれっ?なんかがっかりさせちゃった?」


「いえ、違います。良い意味でですよ!」


「良い意味? それって誉められてるのかな?」


「はい、もちろんです!」


「ならよかった。ありがとう。」


眉間に皺を寄せていた千秋さんもニコッと微笑んだ。


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