過去。
第一の手紙

恥の多い生涯を送ってきました。


初めてズレを感じたのは小5の時。
夜寝ていた私は兄の手によって
犯されました。

その日から
私の顔からは笑顔が消えました。

兄の手が、顔が、
存在さえもが怖く、眠れぬ夜を過ごしました。
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