【完】私なりの愛のカタチ。
1*。笑顔が消えた理由
『はな!おれがはなをまもってやる!
なにかあったらすぐにおれにいえよ!』
『…うん。ありがとうけいくん。』
…………っ!
私は夢から現実へ目を覚ました。
「また…っ、この夢。」
私が見たあの夢は
私の姉の華と幼なじみの圭ちゃんだけがいる夢。
私はこのふたりが話しているとき
木の陰に隠れて、
見ていたのが記憶の奥に残っている。
私がこの夢を見るのは
きっと“羨ましさ”からだと思う。
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