【完】私なりの愛のカタチ。
「ううん…全然いいの。
私、今日すっごい嬉しかった…!
嬉しくて…授業になんなかった…」
私は圭ちゃんにありがとうの気持ちを伝えた。
一生懸命伝わるように……
「……お前…なんでそういうこと言うかな…」
「え?」
圭ちゃんは左手で顔を覆った。
「…どうしたの?圭ちゃん…」
「いや、なんでもないよ
帰ろう…愛」
「うん…!」
そして、私達はふたりで
家に帰った。
そして、家の前に着くと、
学校から手に持っていた箱を
私から取り上げ箱を開ける圭ちゃん。
ネックレスを取り出し、
私の首にネックレスを付けてくれた。
「…似合う」
「ありがと…圭ちゃん。」
高鳴る胸を抑えられそうに無かったから
私は急いで家に入った。