【完】私なりの愛のカタチ。
………
「私こそ。圭ちゃんに想い伝えられて、
同じ気持ちで。すごく嬉しかった。
ありがとう。」
離れるのはすごく怖い。
だけど、圭ちゃんが自分で決めたことなら。
っていつも言い聞かせてた。
ほんとに離れることになった今、
怖くて、寂しくて悲しくて、
泣いてしまいそう…。
一生会えないわけじゃないって
分かっていても、
家が隣でいつも圭ちゃんが居るんだと
思えていたのに。
離れてしまうと圭ちゃんの部屋に
もう電気が付いていることはないから。