【完】私なりの愛のカタチ。
「陽斗は現地集合だから!
なんか、友達誘っとく~とか言ってたけど」
はは、と笑いながら言うまつり。
「そ、そうなんだ。」
友達ってことは…男の子だよね…?
でも、ヨウくんの友達だし大丈夫!
少しだけ男の子が苦手な私は、
ちょっと、怯えたけど、
ヨウくんの友達だしって事で
大丈夫な気がした。
「ていうか、愛って、
男の子が苦手って言ってる割には
陽斗と話すよね?」
「ヨウくんは、なんか大丈夫なんだよね…」
「なんか…ってあはは。
まぁでも、男の子苦手な子にとっちゃ、
陽斗は話しやすいヤツだよね。
優しいしさ。」
「やっぱりそうだよね!」
ヨウくんとの待ち合わせ時間の
15分くらい前までヨウくんの話題で
盛り上がった。