【完】私なりの愛のカタチ。
ヨウくんは
実はまつりの従弟だったとか、
実は彼女がいたことがないとか。
いろいろ、びっくりすることばっかりだった。
高校2年目にして初めて知った事で
なかなか、理解するのに
時間がかかった。
「まぁまぁ、そういう訳だから!
そろそろ、向かおうか!」
そう言って、
まつりがお金を払い、お店を出た。
「あ、まつり、お金!」
「いい!いい!だから、
花火大会の屋台でりんごあめ買って!」
「うふふ、分かったっ!」
そう言って花火大会の会場に足を進めた。