【完】私なりの愛のカタチ。
早速、ハーフ顔好きなまつりは
湊くんの隣を歩いて、
話しだした。
「…永瀬!元気か?」
「え?」
私の頭を隣を歩くヨウくんが撫でた。
「なんとなく、聞いてみただけだ」
「うん、元気。ていうか、
ヨウくんを見たらもっと元気になった。」
「…っ!おい!そんなこと……!」
「…だって、私の元気の素だもん!
すごく元気もらえるっ」
私はそう言ってはしゃいだ。
本当に、ヨウくんは凄いや。
圭ちゃんを笑顔にするのを
どうしたらいいか考えていて
悩んでいた私の気持ちを一瞬で
吹き飛ばす。
本当に凄い…
「ねぇ、ヨウくん、
人を笑顔にしたいときどうしてる?」