龍皇〜Light and Darkness〜
溢れる気持ち
それから放課後
みんなで倉庫に来たんだけど
夢羽とあんな話をしたせいか
柊の顔が全く見れない
「なぁ、今日お前具合悪いのか?」
「え?」
びっくりして顔を上げた拍子に目があってしまう
ボンッ
顔に火がついたようにだんだん熱くなる
「顔あけーよ?本気で大丈夫かよ?」
「っ!!」
柊は私のおでこに手を伸ばしてくる
あー!!!!
心臓が飛び出しそう!
柊、お願いだから離して!
「だい、じょうぶ…」
緊張しすぎて息継ぎを間違った