龍皇〜Light and Darkness〜





「蘭子、運ぼうか?」



柊が聞く




「大丈夫…」





そう言って私は柊の部屋に行き、ベッドを借りた





「蘭子、大丈夫か?」





「うん。多分…」




「寝とけよ」




「もう!小さい子供じゃないから大丈夫だって!」






そういうと彼はそうだなと呟いて私の頭を撫でて出て行った





部屋にポツンと残された私





「はぁ…」





なんで風邪なんか引いちゃうの…






でも、ほんとに私は柊のことが好きなの?













その答えはすぐそこにあるんだ…







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