君と僕

それから、しばらくすると顧問の佐々木が私らを探しに来て見事なまでに連行された。

「いーたーいー!」

「サボる奴が悪い。最後に掃除してけ」

「はぁ?!やだやだやだむりむり!」

「あ?なんか言ったか?」

「いえ、何も存じ上げてませんわよ?」

こえーこえー

これ以上逆らったら仕事が増えちゃう

「さっさと終わらせろよー」

なんて、呑気に手をひらひらさせて消えて行った佐々木に向かって思いっきりしたを出してべーっと舌を憎たらしく出した。


「あの野郎、後で覚えとけや!」

「さっさと終わらせて帰ろ。」

「だね笑」

〜15分後〜

「ふー。終わったぁ。」

「ちゃっちゃと帰ろっか。」

「おう!腹へったぁー!」

そー言った私の言葉に
「食いしん坊」
と呆れた様子で言ってきた玲奈。

そーして校門をくぐり、各自帰宅した。
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