輝いて翔きだした恋の道しるべ
花火…そしてバイトの面接
今日のバイトの無事終わり
私は帰る道のりを歩きながら
ケータイを開いたそのとき
真治からの一本のLINEが入っていた。

[今日花火やるんだけど来ない?]

嬉しさのあまりすぐさま電車に
向かい電車の中に乗り込んだ。

[いいよ!今からそっち向かう!]
[じゃあ、マクバで待ってる!]

嬉しくてたまらなかった。
はやく会いたくてバイトの疲れが
一気に吹き飛んだ。


待ち合わせのマクバについた私は
真治ともう一人いるのに気がついた。
真治が近寄ってきて
「俺の友達のタツキだよー!」
そういった真治の隣にいたタツキという人物が自己紹介してきた。

偶然なことに私が今付き合っている彼氏と同じ高校らしい。

海についた私たちはあともう一人呼ぼうということになり同じ高校だったカオルを呼び出した。
今はもう高校にいないが…。
すぐさま真治がカオルに連絡し
Okが出たので花火を買うついでにカオルを迎えに行っちゃった真治。

私はタツキと待つこと30分後
カオルと一緒にきた真治。
左手に花火を持って登場した。

花火をしたはしゃぎ終わった私たちは
解散することになった。
ただ私はもう終電のバスがいってしまい
帰る場所が無かった。
なので
「あかね外でオールする!」
と皆に言ってタバコだけ買ってもらい
海の方へ向かった。

その時だったタツキが
真治達と別れた後、
「俺っちくれば?」と言ってくれた。

私は断っていたが結局泊まることに
なった。
その日初めて会った人物だったので
あまりしゃべることは無くタツキの
家に到着した。

そのとき、カオルから電話がきた。
「もしもし?そっちに真治いる?」
「いないよ?なんで?」
「茜に上着持って行くために外出たっきり帰って来ねえさ!」
「え!?茜、今タツキっちにいるよ?」
「マジで?じゃあ、あいつどこいったんだろ。」
「ケータイは?」
「置いてった。とりあまた後で連絡するよ!」
心配になった私はずっと心配だと口にだしていた。

プルプルプル

電話が鳴った私のケータイ。
相手はカオルからだ。

「みつかった?」
私が話したとき真治のこえが聴こえた。
嬉しすぎて私の顔には笑顔がこぼれた。
「もしもし?茜?なんかねーこいつ警察に追いかけられてたみたい!」
あー、疲れた、死ぬーなどと
後ろで真治の声が聞こえる。
「バカじゃん!笑」
といった私だが本当は帰ってきたことに安心した。


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