輝いて翔きだした恋の道しるべ
かけもちのバイトが始まった私の
日常は忙しかった。
毎週土日は饅頭屋さんを17時まで。
その後はもうひとつのバイト。
平日のほとんどはバイト。
そのあと真治と遊ぶ。
そういったスケジュールになっていた。
そしてかけもちを始め出してから私は
学校を更に行かなくなった。
Twitterで私の悪口が書いてあるの
みつけたからだ。
更に行きづらくなり、遠足の班も
私はどこの班にはいるさえも決まって
いない。
どんどん行きづらくなる一方だった。
学校とは別にもうひとつ、私の心の中にモヤモヤがいた。それは彼氏の事だ。
彼氏と連絡は毎日とるが前より明らか
少なくなってきている。
そして、毎日のように彼氏の家に行っていた私は今では真治と遊ぶことが
多くなった。
もうそろそろ彼氏の事も学校の事もケジメをつけよう
そう私は思っていた。