窓際の王子



俺は思わずつばを飲み込む。


振り向くまでのその一瞬が、とても長く感じられた。




こんな異質な雰囲気を持った人は、どんな顔なんだ。





そして、




くるりと振り返った王子は






















綺麗だった。
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