神様のいたずら
「は、はいっ・・・。」

わたしは、目を見開いて背筋を伸ばした。

「お前、なにしてんだ。」

「え?」

わたしは、目を丸くする。

「お前は、ベタなことをするんじゃない。」

少年は、あぐらをかいて腕を組んだ。

「べ・・・ベタ・・・?え?何がですか?」

わたしは、訳がわからず首を傾げる。

「とぼけるな。」

少年は、ため息をついた。
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