神様のいたずら
わたしは、叫ぶ。

「ふふっ・・・。」

九条くんは、クスクス笑いながらわたしの頭をなでた。

「・・・~っ。」

わたしは、涙目になって頬をふくらませて黙りこむ。

「チョコ。」

「何。」

「遊園地、楽しもうな。」

「・・・。」

わたしは、瞬きをして九条くんを見つめる。

「・・・うん、そうだね・・・。」

「よしよし。」

九条くんは、ポンポンとわたしの頭を軽くたたいた。

「・・・。」

わたしは、キョトンっとなる。
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