神様のいたずら
「・・・っ。」

晴美は、少し肩を動かした。

「ごめんっ・・・。」

わたしは、はるるんの方に身体を向けた。

「今日は、一人で帰らせて。お願い。」

「・・・。」

はるるんは、しばらくの間、わたしを見つめる。

「分かったよ、また、明日ね。」

はるるんは、クスッと笑うと軽く手を振った。

「気をつけて帰ってね。」

「・・・うん。」



「・・・。」

わたしは、一人、道を歩く。

わたしは、一人になりたかった・・・。

「はあー・・・。」

わたしは、立ち止まるとため息をついた。
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