神様のいたずら
「何それっ。」

わたしは、とっさに立ち上がった。

「・・・。」

九条くんは、振り向いてわたしをじっと見る。

「人間なんかじゃないなんて、そんなのおかしすぎるよ!!今の言葉、訂正して!!」

わたしは、拳を握って叫ぶ。

「訂正することはない。」

「え・・・。」

わたしは、顔を上げて九条くんを見る。

「・・・。」

九条くんは、冷静な顔でわたしを見ていた。

「じゃあ、九条くんは、何なの?」

「僕は・・・。」

九条くんは、口を開く。

「・・・。」

わたしは、九条くんを見つめる。
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