神様のいたずら
「僕は、"神様"なんだ。」

九条くんは、わたしを見て言った。

「神・・・様・・・。」

わたしは、そっとつぶやいた。

「やっぱり、信じてな・・・。」

九条くんが、頭をかきながらそう言おうとした時、わたしは・・・。

「そうなんだね。」

「え。」

九条くんは、わたしを見る。

「すごいね、九条くん。」

わたしは、ニコッと笑った。

「お前・・・。」

九条くんは、わたしを見つめる。

「すごいな、こんな近くに神様がいるなんて。」

わたしは、手を合わせる。
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