神様のいたずら
「大丈夫だよ。わたしの家、目の前のアパートだから・・・。」

こうしてるとすごく落ち着くな・・・。

安心するよ・・・。

いい匂いがする・・・とても懐かしい匂いだ・・・。

この匂いは、何かな・・・。

わたし、この匂い・・・大好き・・・。

「チョ、チョコ・・・?」

「・・・。」

千代子の返事が返ってこない。

「・・・。」

神乃は、また首を動かして千代子を見た。

「Z・・・Z・・・。」

「寝てるし・・・。」

神乃は、そっとつぶやく。

「・・・。」
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